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ケアマネジメントに活かす!神経難病リハビリテーションPartⅡ実践編~「今」だけでなく「先」を見据えた戦略的ケアプランの重要性~

  • isesakisawacare
  • 2月24日
  • 読了時間: 2分

 去る2026年2月20日(金)、伊勢崎ケアマネージャーの会「在宅支援塾」において、脳血管研究所美原記念病院 パーキンソン病・運動障害センターの菊地 豊 氏をお招きし、「神経難病リハビリテーションPartⅡ実践編」を開催いたしました。


高齢化に伴い、ケアマネジャーが神経難病の利用者様を担当する機会は年々増加しています。本研修では、疾患ごとの特性に応じた「予後予測」と「環境調整」を軸に、明日からの実務に直結する講義をいただきました。


■研修のポイント


1. 疾患の進行速度に応じた戦略の使い分け

神経難病のケアプランにおいては、疾患ごとの進行スピードを見極めることが肝要です。


パーキンソン病(緩徐進行):

薬効の変動(オン・オフ現象)を理解し、オフの時間帯を考慮したプランニングが必要です。また、「社会的孤立」が症状を悪化させる要因となるため、運動や社会参加を意図的に組み込む「戦略的ケアマネジメント」が求められます。


ALS(急速進行):

時間との戦いです。「困ってから」では手遅れになるため、半年先の機能低下を予測し、意思伝達装置や呼吸ケア、住宅改修などを前倒しで提案する「予期的ケアマネジメント」が不可欠です。


2. リハビリ専門職を「予後予測のコンサルタント」に

ケアマネジャーだけで先の状態を予測することは困難です。菊地先生からは、リハビリ専門職を単なる機能訓練の担当者としてではなく、「半年後、今の車椅子で座位が保てるか?」といった予後予測を聞くためのコンサルタントとして活用すべきとの助言をいただきました。専門職からの「そろそろ必要かも」という言葉は、手続き開始の重要なサインです。


3. 患者を「チームの一員」とする支援

一方的にケアを提供するのではなく、患者自身が治療や生活の意思決定に関われるよう支える「セルフマネジメント支援」の重要性を学びました。患者のQOL(生活の質)は身体機能だけで決まるものではありません。私たち専門職が「伴走者」となり、その人らしい生活を共に創り上げる姿勢が求められています。


■参加者の声・学び


参加者からは「ALSの進行の速さに対し、いかに先回りが重要か痛感した」「パーキンソン病の方への『運動は薬に匹敵する』という言葉が印象的だった」「リハ職ともっと密に連携し、将来予測を共有したい」といった感想が聞かれました。


今回の学びを活かし、地域の神経難病支援において、利用者様の「今」と「未来」を守る質の高いケアマネジメントを実践してまいります。





 
 
 

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